初めてのタイ一人旅
すごく俗っぽくて且つ新鮮な旅。
気付いたら初めての一人旅はタイに決まった。
スカイスキャナーで航空券の見ながら海外に憧れてる毎日に、ひょんなことからタイ往復で3万円の話が舞い込んだ。それまでに大学の講義を休まないことを誓って、英語で70%訳分からないサイトでポチリした。
予定通り、トラブルなく行くはずがないのがいつもの流れ。
早速成田までの電車間違えて、変な駅で降りて
「あれ、空港ねえな」って。
実感わかないまんま乗り込んだ607便。
何を思ったか、ギリギリで買った2000円のサングラス。まだ2回しかかけてない。
ラオスより強い匂い。チャーハンの上の方の匂い。
中国人にめっちゃ話しかけられるから「わからない」って返した。
飛行機の中で、観光客が書く横長の紙。中学の頃給食のAメニューBメニュー選ぶときの大きさの紙。
貰い忘れて入国審査並び直し。
ホテル欄が空白で適当にバンコクとか書いてたらスタッフさんたちザワザワし始めた。結局適当なホテル名を書くことになった。形だけ。ちなみにfreeWiFiの使い方をここで習った。
異国を感じながらもまだ心は震えてない。
ドンムアン、バンコクの北の方の空港に降り立ったから、バンコク行きの鉄道を探す。
鉄道まで行けない。見えるのに。優しくないなあ。
黒猫ヤマトの伝票みたいな切符をパチンってやってくれた。観光客なんて見た感じいなくて、みんな暗い顔をしてた。まだ9時前なのに。駅は9と4分の3番線みたいな作り。機関車じゃないだけ。
タクシーの運ちゃんに呼び止められる。全部断った。
「元気デスカー?」は可愛い。
バンコクにも、ドンムアンにもタイパンもビアラオTシャツも象の柄のやつも一人残らずいなかった。
つまり浮いてた。たまに笑われたし。
とにかく臭い。汚い。日本の街の綺麗さが身に染みた。
500バーツ下ろして220バーツの手数料とられた。
頭悪い。220×3は600円も手数料とるなよバカ。
ひたすらブラブラ歩いた。
靴屋街に金品屋、バイク修理屋。似たような、同じ店が連なる。どこもお客さんはいなくてどうやって経済回ってるのか不思議発見。
横断歩道に信号なんてないし、左折の車は信号無視OK。轢かれないためには技術がいる。
野菜に鮭が乗った辛いドレッシング。
スタバ。ポテチ。セブンのレモンティー。
絶対栄養足りてない。
ワンハンドレッドが千だと思った。バカ高い宿代に呆然とした。
明日はパタヤ。